転生要素がなくても楽しめたストーリー
- 褐色肌のヒーロー
- 抗えない悪役令嬢のストーリー展開
- 王道のハピエン
途中で正ヒロインが色々と邪魔をしてくるけど、望んだとおりの幸せを手に入れるハピエンです。
7話でまとまっていて、サラっと読む事ができました。
えっちシーンが少なかったのでちょっと物足りなかったけど、お話の流れでは仕方ないかな?という感じで納得。そのぶんラブラブだったので良し!です( ´艸`)
とにかくヒーローがイケメンでかっこいい
寡黙な褐色肌のヒーローは、幼いころいじめられていたところをヒロインに救われます。
その縁があってお互いを思い続けて最後は…その一途さにキュンキュンします。
- カッコ良いだけじゃなくてその一途さがまたいい!
- 従者がお嬢様に恋をするっていう設定が最高!!!
- 身分違いな恋にとにかくキュンとする!
ヒロインが暴漢に襲われそうになった時に良いタイミングで助けに来るところも良かったです。
最後の最後に明かされる彼の過去に「え…!?」と驚かされました。
口コミをチェックしていると、皆さん必ずこの従僕のヒーローがカッコいいと評価をしていました。間違いないw
寡黙で一途。しかも戦闘もこなせるイケメンです。
この設定はツボでした~♪
抗えないシナリオの流れに耐え忍んでからのハピエン
- ざまぁな展開とまではいかないけどそれなりにスカッとした
- 悪役令嬢ものとしては割りとセオリー通りですが、絵もストーリーも丁寧で綺麗です
- クライマックスの断罪イベントでの反撃でスッキリ
- 正ヒロインの悪さが半端ない。ちょっとムカついた(笑)
正ヒロインの登場で、ますますストーリーの修正がきかなくなって苦境に立たされる主人公。どっちが悪役令嬢だよ!という展開でしたが、断罪イベントでのどんでん返しがあったのでちゃんとすっきりしました。
その設定はいらなかったかも・・・
- 転生要素がなくても感情移入できるから、ちょっと余計な設定だったかも?
- 正ヒロインも転生者だったの?いくつか謎が残ってモヤモヤ
- 両思いとはいえ、婚約者がいるのに内緒で関係を持つってちょっと…
- 最期の最後ヒロインの転生についての告白……いらなかったな
サラっと読む分にはエッチチーンも素敵だったし、両片思いだった二人が結ばれてハピエン!という感じで良かったです。
ただし、後から無理やり事実をくっつけたような従僕=ヒーローの設定や、転生者なのかどうか曖昧なまま物語から退場した正ヒロイン。幼いころからの片思いなら、転生要素はいらなかったのでは?という冷静なツッコミも。
「そんなの気にしない!」「愛し合う二人が最後にスカッと両思い!」という王道展開がお好きな方は大丈夫だと思いますが、物語に深みが欲しい人には向かないかも。
とにもかくにも、1巻だけ試し読みして決めるのが一番良いかもですね。
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